SQLite3 on windows
rails2.0からデフォルトのデータベースがSQLiteに変わったので、さわりだけでも触っておこうと思い、インストールからテーブル作成までやってみました。windows版で試したのでmac版は別エントリーで。
触る前のSQLiteのイメージ
はこんな感じ。
では実際にインストールから
1.SQLiteのインストール
SQLiteからWindows Binaryをダウンロード。
インストールは解凍するだけ、PATHの通っている所へ置けばインストール完了。
2.データベースの作成
SQLiteは特にサービスとかがあるわけではなく、ファイルベース(Accessとかdb4oと一緒な感じ)なのでそのままDBをコマンドで指定すると作成されます。
sqlite3 example.db
3.テーブルの作成
SQL92に準拠なので普通にDDLを発行すればOK
create table example(
id int primary key,
name varchar(255)
);
これで作成されます。
テーブルのカラムを見る
.schema example
これがなんか受け付けない。schemaの意味は確かにそう(XMLのschemaと同じ)なんだけど・・・
あとは大体一緒でしょう。
で、印象。
- dbへの接続でファイル指定すると言うことは接続定義が面倒臭そう。
- 複数人ではどう接続するのか。(accessみたいにLockされる?)
- インストールは簡単。ちょっとした内容をdbで見たい・管理したい場合にはあり?=>だから軽量?
- ドキュメントが英語しかみあたらない。
- import、exportは簡単そう
こんな所に書いてあった
SQLiteの特徴をあげると次のようになります。
- SQL92をサポート
- データベースは,単一のファイルに格納
- トランザクション機能をサポートし,データの完全性を保護
- データベース・ファイルの構成はバイトオーダーに依存しないため,ファイル・コピーでマシンも移動可能
- 消費メモリーが少ない
- ユーザーという概念はない
- 対応するデータ型はINTEGER型,REAL型,TEXT型,BLOB型
- パブリックドメインとして提供されており,無償であるだけでなく,ソースコードの改変や第三者への再配布も自由に行うことが可能
- 対応する文字コードはUTF8,UCS2(UTF16)