Play Framework

ちょっと時間ができたので、最近やってなかった色々な調べ物に手をつけました。

まずは JavaRails のように CoC で開発ができる Play Framework を試してみました。
1.0 が出たときにとりあえず動かすことはしてみていたんですが、その時はまたリリース直後で 1.0 であったことで動かすだけで「ふ〜ん」という感じで終わりました。

が、delicious を漁っていたら Play Framework をみつけたので、アクセスしてみるとバージョンが 1.2 になっていたので、今度はもう少しまさぐってみました。

Web アプリのフレームワークとして僕が重要と思っているのは VIEW 側の自由度の高さと ORマッパーのできばえです。
前者は最終的に VIEW 側で何とかできるような仕組みになっていると色々と便利ですし、最後の最後は個々でリカバリできることが担保できると色々と安心ですし、後者は開発効率とアプリのパフォーマンスに大きく影響してきます。
稼働環境はJavaなので特に心配する必要はないと思います。

上記観点で行くと Play Framework は VIEW 側でスクリプトが利用できるため最終なんとでもできそうなので、○です。
ORマッパーは JPA なのでこの辺がちょっとしんどいですね。JAP(Hibernate)は単一データに対する処理は使いやすいのは使いやすいですが、複数件のデータ(特に RDB で複数テーブルに跨る場合など)に関してはかなり習熟度が習熟度が必要になるので、×に近い△です。
大量データを扱う場合はどうしても Native な SQL でのデータアクセスができることが必須です(マッピングされないことも重要です。メモリがいくらあっても足りないので)。これができるのかできないのかよくわかりませんでした(ちょっとしかみてないので)。

その辺りは次回の宿題にしますが、基本的には良くできていると思います。
でも Play Framework を選択するのはまだちょっとリスクが大きいという感じです。Railsでいいのでは?という感じです。Javaという稼働環境やパフォーマンスの点で有意であるという意見が出てきそうですが、それならJRubyという選択肢もありますし。

まぁ、暫く動向を見守りたいと思います。